ジョコビッチの着用アパレルや道具の話

オーストラリアンオープンテニス2015男子シングルスはジョコビッチの5回目の優勝でした。

やっぱりジョコビッチの充実ぶりが抜けていた感じです。

ジョコビッチがテニス関連で身に着けているものをちょっと
書いておきます。

ジョコビッチですが、
今着てるアパレルのブランドは何と何とユニクロです!
世界ナンバーワンのテニス選手のウェアがユニクロ!!
ユニクロになってからもう2年経ちました。
そのニュースを聞いた2年前、ジョコがユニクロ着たら似合わんだろうなあとか
勝手に思っていたんですが、
ユニクロもちゃんとジョコビッチに似合うゲームシャツ、パンツを作ってきました。
この辺りはさすが日本が誇るアパレルメーカーです。
身長が高くて手足の長いジョコビッチにぴったりあうスリムさです。
正直、私もジョコモデルのゲームシャツとパンツ、欲しいと思います。

ジョコビッチのそれ以前のアパレルはと言うと、
複数回アパレルチェンジしていました。

プロデビューしたころ(10代のころ)から、
ジョコビッチのアパレルはアディダスでした。
シューズももちろんアディダスで、すごく似合ってました。
ジョコビッチが出てきたころ、
アディダス着用のトップ選手も今より多かったですね。
ヘンマン、コリア、ゴンザレス、シモンとかですかね。
この中でも、ジョコビッチはランキングが一番高い状態をここ10年続けてきたわけで、
このままアディダスなんだろうなあとか思っていたんですが、
2010年だったか、ジョコはアディダスと決別しました。
そのとき着たブランドは、セルジオ・タッキーニ
昔はマッケンローが現役時代に着用していたので
日本のオールドファンの中では有名で、
最近の選手だとデビュー当時のヒンギスとかイワニセビッチとかが着ていた
クラシカルなブランドです。

最近は世界1位になるような選手と契約するようなメーカーではなかったんですが、
まあ、アディダスと契約問題でいろいろあって、結局タッキーニになったんでしょう。
ジョコはジュニア時代にタッキーニを着てたみたいですし。

タッキーニはテニスウェアのデザインとしてはかなりクラシカルなところがあったし、
感情の起伏が激しかった当時のジョコビッチにはなんか合わないなあとか個人的に思っていました。
あと、シューズの色やシルエットがクラシカルすぎて、
アディダスの顔だった人が履くシューズとしてはちょっと似合わない感じでした。

とかなんとかやってたら、2012年の秋でしたか、
ユニクロと契約することになったんです!
錦織に続いて、世界ナンバーワンの選手とユニクロが契約したんです。
これはユニクロすごいと私は思いました。

ユニクロはシューズを作らないので、
ジョコビッチのシューズはアディダスに戻りました。
ユニクロのアパレルとアディダスのシューズっていうのは錦織と同じですね。
タッキーニだと、おそらくですがアパレルだけ、っていうのが契約上できないんだろうな、
っていうのがあります。

見ている限り、ジョコビッチユニクロの関係は良好そうですし、
ユニクロは今後もテニスをサポートするのは続けそうだし、
ジョコビッチは現役である限りユニクロを着るんじゃないだろうかと思っています。

使っているラケットとかストリングとかにもちょっと触れたいので触れておきます。

ラケットですが、
プロデビューから2007年シーズンまではウィルソンのBladeで、
2008年からヘッドのラケットを使っています。
ヘッドがジョコビッチのために「スピード」という新しいラインナップのラケットを作りました。
最近はスピードを使う選手も増えてきましたけど、
スピードが出た2008年から3年くらいの間、スピード使ってる選手は
ジョコビッチジョコビッチの実弟しか見ませんでした。

ジョコビッチモデルとして現行市販されているスピードプロのフェイス面積は100平方インチですが、
本人使用のものは98平方インチという情報があります。
22ミリ厚なのは、市販も本人モデルも同じ模様。


ストリングは、テニスウェアハウスでも
テクニファイバーのバイファイズを使ってるって書いてあったりしますけど、
実際は縦はナチュラルで、横はルキシロンのアルパワーラフという情報が有力です。
個人的にもそう思います。
バイファイズだけっていうのは男子プロにしては特異すぎ。

こういう話を時間があるときにちょぼちょぼやっていこうと思います。