テニスは本当にメンタルスポーツなのか

どうも。
1週間ぶりです。
最近、毎日筋トレしててその分ブログを書こうという
頭の中にならなくて、エントリーしていませんでした。

今日のエントリー。
先週やろうと思っていた、
「テニスは本当にメンタルスポーツなのか」
という話です。

これ、前から文章で書いて
私の考えをまとめようと思ったんですけど、
アプローチできる角度もめちゃくちゃ多いわ、
テニスをやるカテゴリーとか環境、立場で
「メンタル」の考え方が大きく違うし、
中途半端に詳しく書いても、
誰の役にも立たないものになりそうな気がしたので、
書きたいけど書こうと筆を取ることができなかった内容です。

ってことで、これに関しては、
とりあえず、私が思っていることの基本と、
私が一番熱心にテニスをやっていたカテゴリーの
日本のいわゆる社会人テニスと大人向けのサークルテニスで
プレーする人に役に立つようにまずは書こうかなと。

普段は別の仕事をしてて、
仕事休みの時にプレーしている人や、
ちゃんとした指導者がいない人向け。

前振りが長くなりました。
なるべく簡単に書きます。

私の考えは、
「メンタルで試合の勝敗が変わることはない」
以上です。

個人的には、プロ選手でもない限り、
これでいいと思っています。

何でか、って言うと、
これはぶっちゃけた話ってことになりますが、
メンタルを理由にしても、
フルタイムで練習してて、
普段の練習も試合も見てくれるコーチでもいないと、
メンタル部分に踏み込んだフィードバックはできないからです。

そんなことより、ポイントを取る技を磨いて、
自分の体を鍛えたほうが手っ取り早いって言うか、
これしかない。

試合で勝つ確率を上げるには、
たくさん出来て週に2回とかいう
社会人プレーヤーとか、
指導者がいない高校生とかは、
メンタルとか考えずに、
とにかく、自分がポイントを実際に取れるショットを磨いて、
それを実戦でやってみることです。
相手を上回れる要素が多ければ多いほど、
メンタルなんて意識しなくても、
ちゃんとプレーができるものです。
で、マッチポイントを取ることを体験して、
試合に勝つってどういうことかってどういうことか
体で覚えること、これしかないです。

ってことで、「メンタル」をただピックアップして
あーだこーだ考えることは有効だと思えないのです。
とにかく、これだと掴みどころがなくてなんの解決にもならない。

もし、「メンタル」を考えたいのなら、
テニスの試合での「メンタル」って何なのか
簡潔に言葉で持っておく必要があると思っています。

私の中でまとめた言葉を書いておきます。

「マッチポイントを取るという目標に対して、
自分ができることを把握して、できる行動を選択すること」
がメンタルです。

ってことで、
マッチポイントを取れる試合展開のパターンを多く持っているとか、
そもそも技量で大きく上回っていたりすると、
メンタルに余裕がある状態で、
メンタルのことを考えなくてもメンタルはフル充電状態です。
ってことで、技と体が強ければ、メンタルなんて崩れないんです。
メンタル鍛える暇があったら、技を磨いて体を鍛える、
試合前は仕事を早く終われる環境を作るほうが100倍早い。
正直、それがメンタル。

こんなことを言うと、多分つまらないと思う人が多いんだろうなとか、
思ってしまったりします。

「メンタル」って日本人の一般テニスプレイヤーが
考えるの本当に大好きなんだな、って思います。
サークルで試合に出た後、ファミレスとか居酒屋で
反省会すると、絶対誰かが「メンタル」の話をすること、
お決まりです。

私は、テニスを始めてもう20年とかになるんですけど、
その間もバスケットやらソフトボールやら、
他のスポーツの試合にも出るチャンスが幸運にもあって、
テニス以外のスポーツだとそんな「メンタル」って話にならないし、
「メンタル」なんて言ってるのテニスだけだよ、
とかいう感じなのです。

スポーツの試合なので、
どの競技も勝敗はあって、
相手を結果として上回ったほうが勝ちなのは
どの競技でも変わりません。

何でテニスだけ「メンタル」とか
一般人まで言うんやろうな、
とか思っていて、
その理由も何となく自分の中では仮説があるんですけど、
それを話しだすと長くなるので、ここではやめます。

ってことで、また。

今後はプロダクトの話にまた戻ろうかな。

では。